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まめ知識

A判

A判とは国際標準規格(ISO)で定められた用紙サイズのことで、A列という寸法を使用して作成されます。
A列寸法は縦横の比率が1:√2になるように設定されています。
A判には0〜10までのサイズがあります。
A0サイズの大きさは841ミリ×1189ミリです。A0を半分にしたものがA1、さらに半分にしたものがA2と、数字が増えるにしたがって小さくなります。

【概略図】
A判.jpg

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B判

B判とは日本で開発された用紙サイズのことで、A判とは異なり国際標準規格ではありません。
江戸時代に公用紙として使われていた「美濃紙」がルーツになっています。
B判の縦横の比率はA判同様に1:√2です。
B判には0〜10までのサイズがあります。
B0サイズの大きさは1030ミリ×1456ミリです。B0を半分にしたものがB1、さらに半分にしたものがB2と、数字が増えるにしたがって小さくなります。

【概略図】
B判.jpg

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CMYK

CMYKとは、「色の三原色」とよばれるシアン(Cyan)・マゼンタ(Magenta)・イエロー(Yellow)の3色にブラック(Black)を加えたものです。

印刷所では一般的にCMYKでの入稿が求められます。
光の色の作り方とインクの色の作り方は異なるため、RGBとCMYKではまったく同じ色を再現することができないからです。

CMYK.jpg

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RGB

RGBとは「光の三原色」のことで、赤(Red)・緑(Green)・青(Blue)の光の量を調整することで色を変化させます。
テレビやパソコンのモニタ、スマートフォンの液晶部分などで使われています。

RGB.jpg

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画像解像度

画像解像度とは、画像の精細さを表す数値のことで、dpiやppiの単位で表現します。
数値が大きいほど高精細になり、数値が小さいほど目の粗い画像になります。

印刷物には適した解像度があり、一般的には350dpiと言われています。
解像度が低い画像を印刷した場合、ぼやけた印象になりますのでご注意ください。

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トンボ(トリムマーク)

トンボとは、印刷物を作成する際に仕上がりサイズに断裁するための目印です。
また、多色刷りの際には版を重ね合わせる目安になります。

四隅に配置されるマークを「角トンボ」または「コーナートンボ」、中央に配置されるマークを「センタートンボ」または「十字トンボ」とよびます。
折り目などの加工の位置を示すための目印としても使われます。

【概略図】
トンボ.jpg

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中綴じ

中綴じとは製本様式の一種で、表紙と中身を重ねて開き、真ん中のノドの部分を針金や糸で綴じる方法です。
雑誌やカタログ・パンフレットなど比較的ページ数の少ないものに使用されます。
中綴じの場合、中央部分までしっかり開くことができるため、見開きで写真や絵・図面などを配置するのに適しています。
紙を重ねて折り曲げるため、ページ数の多いものには向いていません。
外側のページ(表紙・裏表紙)に合わせて中のページを断裁するため、小口側に文字や絵柄が配置されていると切り落とされてしまいますので注意が必要です。
また、背がないため背文字を入れることはできません。

【概略図】
中綴じ.jpg

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無線綴じ

無線綴じとは製本様式の一種で、糸や針金などを使わずに糊で中身を綴じる方法です。
本文を束ねた背に糊を塗り表紙を貼り付けて綴じるため、背表紙ができます。
丈夫な作りで保管性が高いため、名簿や書籍・文庫本など幅広い冊子に使用されます。
無線綴じの場合、中央まで開くことはできません。
そのため中央(ノド)付近に文字や絵柄が配置されていると見えづらくなることがありますので注意が必要です。

【概略図】
無線綴じ.jpg

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小口・ノド・天・地・背

「小口」とは本を開いたときの外側のことで、「ノド」とは本を開いたときの中側のことです。
「天」とは本の上側、「地」とは本の下側のことです。
「背」とは綴じてある部分で、本の外側のことです。背の幅は紙質やページ数によって異なります。

【概略図】
小口ノド.jpg

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右綴じ・左綴じ

「右綴じ」とは表紙から見て右側が綴じられている状態のことです。
文章を読むとき、右側にページをめくっていくため「右開き」ともいいます。

「左綴じ」とは表紙から見て左側が綴じられている状態のことです。
文章を読むとき、左側にページをめくっていくため「左開き」ともいいます。

文章が縦書きの場合、右から文章が始まり左へと読み進めていきます。
そのため読み手の視線も右から左へ動きます。
横書きの場合は上から下へ文章が書かれているため、読み手の視線は左から右へと動きます。
この目の自然な動きを妨げずにスムーズに読み進めることができるため、一般的に縦書きは右綴じ、横書きは左綴じが採用されています。

【概略図】
右綴じ左綴じ.jpg

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網点

網点とは、印刷物の濃淡を表現するための小さな点のことです。
点の大きさが大きくなるほど濃く見え、小さくなるほど薄く見えます。

【概略図】
網点1.jpg

網点2.jpg

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特色

特色とは、CMYK(プロセスカラー)では再現できない色を表現するために、あらかじめ調合(調色)された色、またはインキのことで、スポットカラーともよばれています。
CMYKでは表現できない「金」「銀」「蛍光色」などは、この特色を利用して印刷されます。
この方法で印刷をする場合、CMYK分解とは違い「色の数=版の数」になります。

【概略図】
特色.jpg

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〈暮らしに役立つ情報1〉続柄・敬称について

喪中はがきや婚礼の際の席次表等に使われる続柄や敬称。

簡単に言えば親兄弟・親戚・上司等の肩書きを表記する際に、「新郎の父の兄の妻」と長々と書くよりも「父方の伯母」とした方がすっきりしてわかりやすくないでしょうか?

基本的に、はがき等であれば差出人から、席次表であれば主役から見たものを指します。

続柄

本人から見た関係 続柄の表記例
自分
妻、家内
夫、主人
父、母 父、母、実父、実母、義父、義母、養父、養母 等
子供 長男、次男、三男、長女、次女、三女、息子、娘 等
兄弟、姉妹 兄、姉、弟、妹、長兄、次兄、次弟、末弟、長姉、次姉、次妹、末妹
孫、孫息子、孫娘
父母の親(祖父母) (父方、母方の)祖父、祖母
父母の兄弟、姉妹 (父方、母方の)伯父、叔父、伯母、叔母
※父母の兄姉の場合は「伯」、弟妹の場合は「叔」となる
父母の兄弟、姉妹の配偶者 (父方、母方の)伯父、叔父、伯母、叔母、養伯父、養叔父、養伯母、養叔母
※父母の兄姉の配偶者が、父母よりも年下であっても「伯」、弟妹の配偶者の場合は「叔」となる
父母の兄弟、姉妹の子供(いとこ) 従兄弟、従姉妹、従兄、従弟、従姉、従妹、いとこ
※本人から見て年上なら「従兄、従姉」、年下なら「従弟、従妹」と表記する
兄弟、姉妹の配偶者 兄、姉、弟、妹、義兄、義姉、義弟、義妹
兄弟、姉妹の子供 甥、姪
配偶者の父母 父、母、義父、義母
配偶者の兄弟、姉妹 兄、姉、弟、妹、義兄、義姉、義弟、義妹
配偶者の兄弟、姉妹の配偶者 兄、姉、弟、妹、義兄、義姉、義弟、義妹
配偶者の父母の親(祖父母) (夫、妻の)祖父、祖母
祖父母の父母 曾祖父、曾祖母
祖父母の兄弟、姉妹 大伯父、大叔父、大伯母、大叔母
※祖父母の兄姉の場合は「伯」、弟妹の場合は「叔」となる
父母のいとこの子供(親同士がいとこ) はとこ、またいとこ
いとこの配偶者 義従兄弟、義従姉妹、義従兄、義従弟、義従姉、義従妹

注意しよう!

「おじ、おば」の表記の際、「父方が伯、母方が叔」と誤解されている方が多いですが、本来は上記の通りなので、誤解のないように使用してください。
また、「小父、小母」はとても血縁の遠い、または近所のおじさん、おばさんという意味になります。

敬称

奥様の呼称 御令室(ごれいしつ)・奥様(おくさま)・御令閨(ごれいけい)
お父さんの呼称 御尊父(ごそんぷ)
お母さんの呼称 御母堂(ごぼどう)
息子さんの呼称 御令息(ごれいそく)・御子息(ごしそく)
娘さんの呼称 御令嬢(ごれいじょう)
おじいちゃん、
おばあちゃんの呼称

御祖父(ごそふ)

御祖母(ごそぼ)

兄弟の呼称

「お兄さん」

「弟さん」

「お姉さん」

「妹さん」

御令兄(ごれいけい)

御令弟(ごれいてい)

御令姉(ごれいし)

御令妹(ごれいまい)

叔父・叔母さんの呼称

「父・母の兄・姉」

「父・母の弟・妹」

御令伯(ごれいはく)

御令叔(ごれいしゅく)

その他の呼称

「お孫さん」

「あととり」

「お婿さん」

「妻の父」

「妻の母」

御令孫(ごれいそん)

御令嗣(ごれいし)・御令緒(ごれいしょ)

御令婿(ごれいせい)

御岳父(ごがくふ)

御岳母(ごがくぼ)

個人名、職名につけた個人名、他社の役職名

〈例〉◯◯◯◯、営業部長の◯◯

さん

親しい人(様より丁寧度は下がる)

〈例〉◯◯さん、主任さん

殿

他社の役職名、他人名、文書の場合

〈例〉営業部長殿、◯◯◯◯殿

先生

教師、医師、代議士

〈例〉◯◯先生、内科の先生

御中

官公庁、会社、団体、各部署

〈例〉厚生労働省御中、〇〇株式会社御中、営業部御中

各位

グループのメンバーに宛てる場合

〈例〉株主各位、〇〇会各位

ご一同様

多数の人全員に宛てる場合

〈例〉制作課ご一同様、〇〇会ご一同様

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